【Artist】Hilma af Klint(ヒルマ・アフ・クリント)
【Edited by】Iris Muller-Westermann, Milena Hoegsberg
【出版社】Hatje Cantz 2020年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】272 pages with col. and monochro. illus.
【サイズ】21.7 x 28 cm
【状態】A: New
アウトサイダーアーティストと思われていたHilma af Klint(ヒルマ・アフ・クリント)は、グッゲンハイム美術館での展覧会が50万人以上の観客を動員し、美術史にその名を刻むことになりました。
2013年、アイリス・ミュラー=ヴェスターマンは、アフ・クリントの作品に関する初の回顧展を開催しました。
マルメのモデルナ美術館でミレーナ・ホグスベリとともに企画した大規模な調査展で、最新の情報と研究を私たちに提示してくれます。
極めて重要なのは、アフ・クリントの絵画における精神性の問題で、この画家が物質と非物質の両方の世界を絵画的なビジョンに変換することに成功したのです。
本書では、この先駆的な抽象画家が、いかにして絵画を高次の意識と結びつけたかという問題を、さまざまな角度から検証しています。
美術史家、量子物理学者、スピリチュアル・ティーチャー、神智学・秘教史家などによる論考は、私たちを今なお魅了し続ける「見えるもの」を超えた世界についての示唆を与えてくれます。