【Artist】Tomas Schmit(トーマス・シュミット)
【出版社】Hatje Cantz 2021年
【装丁】Softcover(ソフトカバー)
【ページ】256 pages with col. illus.
【サイズ】29.8 x 22.8 cm
【状態】A: Like New
ヨーロッパ・フルクサス・グループが二年間の活動を経て1964年に分裂した際、パフォーマーとしてグループのアクションに関わっていたTomas Schmit(トーマス・シュミット)は、徐々にパフォーマンス活動から退くようになりました。
1966年以降、彼は主に執筆とドローイングに専念するようになります。しかし、「舞台」という、観客の前で行為が実施される場所の概念は、彼の芸術から消えたわけではありませんでした。それ以降、シュミットは「ドローイングのパフォーマンス」を紙の上で展開するようになったのです。
本カタログでは、シュミットの全制作活動におけるパフォーマンスとドローイングの密接な結びつきを初めて本格的に検証しています。また、ほぼ40年にわたる彼のドローイングと言語芸術の多様なスペクトラムについても考察しています。