【Artist】Masaho Anotani(安野谷昌穂)
【Texts by】Theseus Chan(テセウス・チャン), Kensho Tambara(丹原健翔), Mars89, Frank a.k.a K-NARF
【Designed by】Aiko Koike(小池アイ子)
【出版社】Hehe 2025年
【装丁】Softcover(ソフトカバー)
【ページ】184 pages with col. illus.
【サイズ】30.3 x 23 cm
【状態】A: New
国内外での個展や、グループ展への参加、COMME des GARÇONSやZUCCaなどファッションブランドとのコラボレーションワーク、ドイツのSTEIDLからの作品集刊行など、Masaho Anotani(安野谷昌穂)は初期から現在までワールドワイドに注目を集める美術家です。
現在安野谷は、日本を拠点に、山村に居を構えて作品制作を続けています。
日々の生活の中に漂う生命的な情報や社会的な事象、自然の中で得た観察や感覚を自らの中心に投影し、そこから発生する瞬間的な反射反応を軸に、内在する多層的表現世界の印象を捉えながら具現化していきます。
作品は、絵画やドローイング、コラージュ、パフォーマンス、詩、写真など多岐にわたり、あらゆる手法により森羅万象を表現しています。
物語の場面を描写したような作品や、コラージュ的に描かれた作品、抽象的パターンや文字など、安野谷の作品は画面から立ち上がる視覚的な刺激とともに、音や声、匂いのような感覚的な要素が立ち上がり、作家の多層的表現世界の奥行きを追体験するようです。
初作品集より約10年、初期より近作まで200点余りがまとめられた、美術家・安野谷昌穂の現在地を表した最新作品集です。