【Artist】Gerhard Richter(ゲルハルト・リヒター)
【出版社】Walter Konig 2006年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】862 pages with col. illus.
【サイズ】22 x 17 cm
【状態】C: 表紙ヤケ, 黄ばみ, ページヨゴレ等
Gerhard Richter(ゲルハルト・リヒター)はその創作活動、すなわち絵画やその他の画像作品を、初期から一貫して、図像の収集と密接に結びつけてきました。これらは多くの場合、写真による多様な「イメージ」であり、スケッチやコラージュといった他の視覚的メモとともに、《Atlas》と題された彼の作品集に収録されています。
ゲルハルト・リヒターの芸術のコンセプチュアル(概念的)な性格は、形式的にも内容的にも多様なアプローチを取っていることから明らかであり、《Atlas》という図録はそれらを一堂に示しています。
リヒターが収集し、撮影する写真は、すでに高いレベルの「様式化」がなされた視覚素材であり、彼自身の作品制作に取りかかる前段階で、そのような素材が利用できるという利点があります。
「私は無数の風景を見て、10万枚に1枚しか写真に撮らず、写真に撮った100枚に1枚しか絵にしない——つまり、私は何か特定のものを探しているのです。私は自分が何を求めているのかを知っていると結論づけることができます。」