【Photographs by】Jason Lee(ジェイソン・リー)
【出版社】STANLEY/BARKER 2024年
【装丁】Softcover(ソフトカバー)
【ページ】120 pages with col. illus.
【サイズ】25.4 x 25.4 cm
【状態】A: New
アメリカを拠点に活動する写真家、俳優、そしてスケートボーダー Jason Lee(ジェイソン・リー)の写真集『TX | CA 19』に収められた静けさをたたえた写真たちは、2019年6月から7月にかけて、彼の第二の故郷であるテキサス州からカリフォルニア州へのロードトリップ中に撮影されました。
彼にとって、このような写真撮影の旅は、その年の9月に生まれ故郷である南カリフォルニアへと再び拠点を移す前の、最後の機会となりました。
「これらのカラー写真の多くは、テキサス州ディケーターからカリフォルニア州へと続くハイウェイ287号線および40号線/66号線周辺で撮影されたものです。このルートは、これまで何度も行き来してきた道であり、非常に愛着のある道でもあります。私は意識的に同じ場所を何度も訪れ、現在の姿を撮影するようにしています(お馴染みの光景を時を超えて記録することは、好奇心と喜びの両方を満たしてくれる営みであり、今も続いています)。そのため、本書は前作『TX | CA 17』の続編として、いくつかの風景が繰り返し登場します。
ただし、今回カリフォルニアで撮影した写真は、前作で登場したロサンゼルス東部の砂漠地帯(ハイウェイ40号線と10号線の間)では、カラー写真を一枚も撮りませんでした。その代わりに、ロサンゼルスを出発し、帰路に就く途中で撮影したハイウェイ14号線/395号線および6号線沿いの北行きの風景が収録されています。このルートは普段あまり通らない道で、2年前の旅でも通らなかった場所です。でも、この辺りの風景は本当に美しい。偶然にも、私が2006年にアメリカの風景写真を撮り始めた頃、最初にシャッターを切ったのも、まさにこの辺りだったのです。」