【Photographs by】Marcia Resnick(マーシャ・レスニック)
【出版社】Yale University Press 2022年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】208 pages with col. and monochro. illus.
【サイズ】28.6 x 23.5 cm
【状態】A: Like New
ニューヨーク・ダウンタウンのアートシーンへの貢献と、鋭いフェミニズム的視点による作品群を照らし出す。
写真家 Marcia Resnick(マーシャ・レスニック)は、1970〜80年代の伝説的なニューヨーク・ダウンタウン・アートシーンの一翼を担い広く認知されました。
ジャン=ミシェル・バスキア、ジョン・ベルーシ、スーザン・ソンタグといった当時の主要な文化人たちを撮影した彼女のポートレートは、このシーンの神話的地位の確立に貢献しています。
このような背景のもと、レスニックは、アートの歴史に対する洞察を持ち、コンセプチュアル・アートやフェミニズムにユーモラスなアプローチを試み、写真表現の新たな可能性を提案する重要な作品群も制作しました。
本書は、作家のキャリアを網羅的にたどりながら、彼女の初期の影響や、クーパー・ユニオンとカリフォルニア芸術大学(CalArts)での教育について紹介し、シリーズ作品や写真集『See』や『Re-visions』を論じるとともに、現代美術史のなかにおけるレスニックの位置づけを探ります。