【Artist】Julian Schnabel(ジュリアン・シュナーベル)
【出版社】Hatje Cantz 2015年
【装丁】Hardcover(ハードカバー)
【ページ】222 pages with 155 illus.
【サイズ】31.3 x 23.5 cm
【状態】A: New
Julian Schnabel(ジュリアン・シュナーベル)は36歳にして、当時最も重要な展覧会に出品していただけでなく、すでにステデライク美術館、ロンドンのテート、パリのポンピドゥー・センターといった主要美術館で回顧展が開催されていました。
本書「CVJ」は、彼が1973年にテキサスを離れて故郷のニューヨークに戻り、マックスのカンザスシティに出入りし、Sigmar Polke(シグマー・ポルケ), Blinky Palermo(ブリンキー・パレルモ), Ross Bleckner(ロス・ブレックナー)など多くの人々と出会い、さらにヨーロッパに渡ってオールドマスターを研究するまでの体験と観察が、詩的かつおもしろおかしく綴られています。
そして同時に、それまで彼が制作してきた作品群、つまり、表面がはがれたプレート絵画、油彩やワックス、ベルベットや防水シートの上に描かれ、「汚れ」や「ひび」、空間に突き出したオブジェ、そしてドローイングや彫刻を見るのはとても興味深いことです。
1987年にbibliophile editionから出版された同タイトルの復刻版。