【Photographs by】Yokota, Daisuke(横田大輔)
【出版社】AKINA Books 2014-2015年 Limited edition of 300 copies each.
【装丁】Japanese bound.(和綴じ)/Wire binding(リング綴)/Wrappers(ペーパーバック)
【ページ】64 pages; 76 pages; 96 pages, with monochro. plates.
【サイズ】29.7 x 21 cm/29 x 20 cm/29.7 x 21 cm
【状態】A: Liike New
日本の写真家 横田大輔(Daisuke Yokota)の写真集「彽徊 : TEIKAI」シリーズの「LINGER」「WANDERING AT MIDNIGHT」「IMMERSE」3冊セットです。
「LINGER」
水面下に、二つの肉体、一つの部屋。それは横田大輔の視線によって変換されたエドウィン・アボット・アボットの二次元の平面世界を舞台とした風刺小説「フラットランド 多次元の冒険」のようなもの、骨や皮膚は重さを失い、本来の形を渇望する。大輔はまだ吐息の残った結露したガラスに、塵とエロティシズムの幻想風景を探し求めている。
「WANDERING AT MIDNIGHT」
彽徊 : TEIKAIシリーズ3部作のうちの2作目。空に手を伸ばす郊外の夢がまだ夢見されていない工業地域や工事現場」現代の荒れ地、周回の人間の執着を探る都市の外縁を通して寂しい真夜中の徘徊である。
「IMMERSE」
彽徊 : TEIKAIシリーズ3部作のうちの3作目。彽徊とは、徘徊のようにうろうろとする事という意味と、一つの事をつきつめて考えずに,余裕のある態度でいろいろと思考するという意味があるらしい。写真家にとっては思考するっていう事と、実験するって事が同じような意味なのかな?って思ったり。身体やヌード、室内や風景がモノクロやカラーでまるで夢というか脳内の風景のように続く。
https://www.tomokosuga.com/articles/book-linger/