【Edited by】Michelle Dunn Marsh with Negarra A. Kudumu
【出版社】Minor Matters Books 2016年
【装丁】Hardcover（ハードカバー）
【ページ】 96 pages with col. and monochro. illus.
【サイズ】22.8 x 25.4 cm
【状態】A: New
1966年、カリフォルニア州オークランドに住む2人の大学生、ヒューイ・ニュートンとボビー・シールが「自衛のためのブラックパンサー党」を立ち上げました。
公式に活動したのは20年足らず（1966年〜1982年）でしたが、パンサー党は人々の意識に深く刻み込まれ、その遺産は多くの人々にとって物議を醸すものとなりました。
例えば、ビヨンセ・ノウルズが2016年のスーパーボウルで行ったパフォーマンスでは、ベレー帽と黒革の衣装を着たダンサーによるパンサーズへのオマージュが盛り込まれていましたが、これには激しい反応がありました。銃を持ってベレー帽をかぶった格好の良い黒人男性と、銃を持ってアフロの格好をした女性というビジュアルは、アメリカの主流派の多くが、何かを知っているとすれば、ブラックパンサー党に関して思い浮かべるものである。
本書「All Power: Visual Legacies of the Black Panther Party」は、ブラックパンサー党の呼びかけに応じて、彼らの視点からブラックパンサー党に関連する作品を提出してくれた現代の黒人アーティストたちとのやりとりや会話から生まれたものである。
彼らは30歳から70歳までの女性と男性で、全米で活躍する若手や国際的に評価の高いアーティストたちです。
この本は、米国が何もないと感じられている時に、アートがレトリックを切り抜け、様々な視点を伝える能力があることを示しています。
この本の目的は、ブラックパンサー党の歴史を研究することではなく、その洗練されたビジュアルコミュニケーションの持続性を明らかにすることですが、様々な重要な文化的貢献者の間でのブラックパンサー党の現在の影響力に目を向け、50年前に彼らの10ポイントプログラムで示されたアメリカ社会の利益のために、まだ何が達成できるかを認識することです。
