【Photographs by】Mathieu Pernot（マシュー・ペルノ）
【Text by】Hala Kodmani
【出版社】Atelier EXB 2022年
【装丁】Hardcover（ハードカバー）
【ページ】216 pages with 210 color photographs
【サイズ】24 x 29 cm
【状態】A: New
すべてはベイルートで父親が住んでいたアパートを順番に借りて滞在するところから「LA RUINE DE SA DEMEURE」は始まります。
2019年のHCB賞を受賞した Mathieu Pernot（マシュー・ペルノ）は、それを運命のサインと受け止めました。そして、1926年に祖父が中東への思索と観光の旅で行った旅を繰り返すことを決意し、その痕跡は本書の最初のページに再現されている写真アルバムに残されています。
それから約100年後の2019年、ペルノは、「グランド・ツアー」の伝統と、数十年にわたる戦争で傷ついた千年王国や現代の中東の廃墟の魅力の中で、祖父の道をたどりました。
トリポリからバールベックへ、ホムスからモスルへ、本書は私たちの歴史の原点であるこの3カ国を、まるで時が止まったように、そして果てしない悲劇を横切ることを可能にしてくれるのです。
本書は、モスルの廃墟で発見された家族写真で締めくくられており、祖父の写真とは対照的に、現在の記憶として、現代のアルバムを構成しています。
