【Photographs by】Igor Posner （イゴール・ポズナー）
【出版社】Red Hook Editions 2017年
【装丁】Hardcover（ハードカバー）
【ページ】160 pages with monochro. illus.
【サイズ】23 x 17 cm
【状態】A: New
2006年、Igor Posner （イゴール・ポズナー）は14年ぶりに生まれ故郷であるサンクトペテルブルクを再訪しました。場所と記憶の共鳴の移り変わりに直面し、その結果撮られた写真は基本的に印象主義的であり、時間の距離を通して把握されます。
これらは、半分は実際に見た都市であり、半分は思い出された都市であり、過去と現在が交錯する場所に、不完全に重ね合わされた、ある意味で、かつて見慣れたものの失われた姿を見つけたいという願望によって作り出された架空の都市であり、最終的には決して実現しない願望なのです。
ポスナーは、写真の観点から過去と向き合うことの意味を理解しようとしているのです。
そこには、異なる経験や時代の衝突があります。
これらのイメージの暗い不確実性、心にしみる転位の感覚はその証拠であり、これらの場所は現在のものだけでなく、かつてあったかもしれないものについても語っているのです。
