ジュリアン・シュナーベル作品集: JULIAN SCHNABEL: CVJ: Nicknames of Maitre D's & Other Excerpts from Life
Julian Schnabel(ジュリアン・シュナーベル)は36歳にして、当時最も重要な展覧会に出品していただけでなく、すでにステデライク美術館、ロンドンのテート、パリのポンピドゥー・センターといった主要美術館で回顧展が開催されていました。
本書「CVJ」は、彼が1973年にテキサスを離れて故郷のニューヨークに戻り、マックスのカンザスシティに出入りし、Sigmar Polke(シグマー・ポルケ), Blinky Palermo(ブリンキー・パレルモ), Ross Bleckner(ロス・ブレックナー)など多くの人々と出会い、さらにヨーロッパに渡ってオールドマスターを研究するまでの体験と観察が、詩的かつおもしろおかしく綴られています。
そして同時に、それまで彼が制作してきた作品群、つまり、表面がはがれたプレート絵画、油彩やワックス、ベルベットや防水シートの上に描かれ、「汚れ」や「ひび」、空間に突き出したオブジェ、そしてドローイングや彫刻を見るのはとても興味深いことです。
価格:
3,300円(税込)
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