flotsam books（フロットサムブックス）

1975年 Marcia Resnick（マーシア・レズニック）はマンハッタンで自動車事故に巻き込まれ、病院で目覚めた後、事故の最中に見た走馬灯と、今そこにいることにつながったすべての出来事について考え始めました。
彼女は、新しい本を作成する準備として、これまでの人生を考慮してアイデアを書き、絵を描き始めました。そして 1978年、女性の思春期に関する舞台写真の感動的で皮肉な自伝的な本、「Re-visions」がトロントのThe Coach House Pressによって出版されました。
本書は記憶の再視覚化のコレクションであり、しばしば人間の状態の皮肉とユーモアを増強するために改訂されました。
言葉と写真は同じくらい重要です: 互いに協力し合ったり、不和になったりしながら、物語を形成していきます。
アンディ・ウォーホルはそれを「BAD」と呼び、アレン・ギンズバーグによれば、それは「Sharp…for a girl.」と呼びました。
41年後の今日、「Re-visions」の新版は、Resnickの長年の知り合いである Lydia Lunch から多くの賞賛を受けています。「急成長する思春期のとてもおもしろい倒錯を発表するための神秘的な音でささやく甘い捻れ」。

ニューヨーク在住のアーティスト、マシュー・スピーゲルマン（MATTHEW SPIEGELMAN）の作品集。

『Transmitter』は2014年から2016年までの3年間、ニューヨークの最も古い2つのラジオ送電塔周辺を撮影した実験的写真物語である。
本書に収録された写真のシークエンスは3つの途切れのない動作に分類されており、背後で正午から暗闇までの夕日の軌跡を辿りながら、前面では繰り広げられる個性と関係性のドラマが演出されている。

アメリカの写真家 Mark Cohen（マーク・コーエン）の写真集「Bread in Snow」です。
「本書には、画面の縁ぎりぎりにイメージが収まったカラー写真が並んでいる。ストリートで学んだ基本である半ば無意識のフレーミングから生まれた写真群である。色彩は写真にさらなる声を与えた。写真はエネルギーを得たし、偶発的な社会的意味をもったと感じた。私はありとあらゆるものに惹きつけられつつ、街を歩き回った。視線が合えば、そのすべてが要素になった。鉄線、あるいは踏み台。今でもこの仕事に計画や理論はない。50年の間にただ発生して成長していった」

ニューヨークの写真家／アーティスト Colin Sussinghamの写真集「BOYS: A DECADE OF SKATEBOARDING IN NYC」です。
2008年から2019年までのNYのスケートシーンを写しています。
「これは、私が毎日スケートをしているクルー、中庭に座って暴飲する数え切れないほどの時間、街中をスケートした何百、何千マイルもの記録です。」
Colin Sussingham

アメリカの写真家 Robert Frank（ロバート・フランク）の写真集「Storylines」です。

アメリカの写真家 Todd Hido（トッド・ハイド）の写真集「HOUSE HUNTING」です。
本書は、作者の代表作であり、希少性の高い初作品集『HOUSE HUNTING』を新たに編集し直した復刻版です。本書は現代の写真集の中でも最も影響力が高い作品の一つであり、かつ頻繁に引用されてきた重要な一冊です。
刊行20周年を記念し、作者本人と緊密な協業のもと、原本を可能な限り忠実に再現しつつ新しい印象を与えるべく最新の印刷技術を用いて制作されました。新版『HOUSE HUNTING』では、原本のデザインとフォーマットはそのままに、色味やトーン、彩度のニュアンスをさらに正確に再現しています。

アメリカの写真家 Lee Friedlander（リー・フリードランダー）のMuseum of Modern Artで開催された展覧会にあわせて刊行された写真集「Lee Friedlander」です。

アメリカの写真家 William Klein（ウィリアム・クライン）の写真集「NEW YORK 1954-1955」です。

LAを拠点にする The Family Acidの写真集「CALIFORNIA」です。
The Family AcidはRoger Steffence、妻のMary、娘のKate、息子Devonの実の家族ユニットです。60年代から自分の飽くなき好奇心と情熱に駆られて、風変わりな、異様な、超越的なものへの絶え間ない探求を続けて笑みを浮かべて、カメラを片手にその活動の全てをフィルムに収め続けて来た Steffenceの膨大なアーカイブから編集された写真集です。
この本は、1968年から2015年に彼らが故郷と呼ぶ幻影のような州と自由気ままな冒険の間に撮影したスナップショットのコレクションです。 それは非常に型破りな家族のアルバムです。

アメリカの写真家 Wright Morris（ライト・モリス）の写真集「L'ESSENCE DU VISIBLE」です。
本書のフランス語で書かれた最初の論文は、パリのアンリ・カルティエ=ブレッソン財団で開催されたフランスで最初の重要な展示会と同時に発表されたものです。
モリスは、ジョン・スタインベックやウォーカー・エバンスといった大恐慌期の作家や写真家のリアリズムに触発されたアメリカの田園生活を写真に収めています。彼の写真は何の絵もなく、日常の物や雰囲気を描いています。モリスの詩的なイメージは架空の物語でありながら、ドキュメンタリースタイルを参照します。