flotsam books（フロットサムブックス）

オランダの写真家 Viviane Sassen（ヴィヴィアン・サッセン）の写真集「OF MUD AND LOTUS」です。

ロッテルダムに拠点を置く写真家Ari Versluis（アリ・ヴェルスルイス）とスタイリスト Ellie Uyttenbroek（エリー・イッテンブローク）のプロジェクトをまとめた写真集「Exactitudes」です。様々な社会的集団のドレスコードへの関心からインスピレーションを得て、体系的にドキュメントしたプロジェクト。同じような格好の人たちを並列に並べることで、一見カルチャーやファッションを表しているようでもあるけれども、アイデンティティを問うているようにも見受けられる。

オランダのヴィジュアルアーティスト Ellen Korth（エレン・コース）の写真集「Charkow」です。「CHARKOW」は、アーティストの母親と母親の秘密を中心に属する感覚を探求します。彼女の母親は、第二次世界大戦中、ウクライナからドイツ、オランダまで逃げました。彼女はすべての個人的な持ち物を破壊し、起源を隠しました。そして彼女は娘を探してそこを故郷にしました。しかし、娘（アーティストの母親）にとっては彼女は謎でした。
「CHARKOW」は-SYB-によって複雑にデザインされた7つの大判小冊子で構成されており、それぞれの本が、人またはカップルに捧げられています。
エレン・コースは各々の家に赴き、庭やアパートの部屋、部屋に置かれた小物などを写します。冊子はページが段々小さくなっていくようにデザインされており、まるで対象に段々近づいていくというか、深層に潜って行くような感覚になり、そして一番真ん中のページ、一番小さいページにその人のポートレートに出会います。本のデザインと作品のコンセプトが合っていてとても面白いと思います。

オランダのアーティスト Rineke Dijkstra（リネケ・ダイクストラ）の写真集「bearches」です。

オランダの写真家 Yamandu Roos（ヤマンドゥ・ルース）の写真集「EUROPEANS」です。2005年から2012年の間にヨーロッパ全土を15回に渡って旅した記録。スカンジナビアから地中海へ、パリからモスクワへ、約１２０００の写真の中から編集されたヤマンドゥの写真はアイデンティティを探求します。

オランダの写真家 Loek van Vliet（レーク・ヴァン・フリート）の写真集「Cacred Grounds」です。この本でLoek van Vlietは特定の風景、オランダの静かなエリアを撮っています。政府が音を規制したこの区画されたスペースは人口密度の高いヨーロッパの高度な工業地域とは対照的に植物や動物の自然な音を楽しむことが出来ます。それは人間の成長欲求や、環境に対する私たちの態度に警鐘をならしているようです。またそれだけでなく、Loek van Vlietはネーデルラントの厳粛な素晴らしさと美しさを写し撮る事に成功しています。

オランダの写真家 Afaina De Jong（アファイナ・デ・ヨング）の写真集「FOR THE PEOPLE BY THE PEOPLE : A VISUAL STORY OF THE DIY CITY」です。この本で、アファイナ・デ・ヨングは、都市の変化が人々へどう影響するかについての視覚的な物語です。マニフェストのようなテキストと写真撮影を融合させ、建築家アファイナ・デ・ヨングは、すべての都市の動向や文化的イノベーションの出発点として、街の人々を記録します。

ドキュメンタリー映像作家、作家、 写真家として活躍した Johan van der Keuken（ヨハン・ファン・デル・クーケン）の写真集「Les Copains」です。「Wij zijn 17」と同時期に撮影していた未発表作をまとめています。