flotsam books（フロットサムブックス）

ニューヨークのアート／出版レーベル muddguts主催者 Mark Cross（マーク・クロス）の写真集「THE PAIN CENTER」です。

Jose Manuel Valenzuela Arceによって編集されたこの本は、メキシコとアメリカの国境に位置する街ティファナ市のグラフィティとストリートカリグラフィの研究です。
それは、メキシコとアメリカの国境のどちら側でも、社会的、経済的、文化的、そして芸術的生活の側面を分析しながら、文化変容、異文化間移動、そして根幹にある境界世界の解釈に使われる概念を探るテキストを含みます 。

グラフィティアーティスト WANTOとNECKFACEの香港で開催された展示に併せて刊行された限定作品集です。

日本のグラフィティ・アーティスト WANTOのドローイングや写真をまとめた作品集「STREET IS CALLING」です。表紙には厚い銀色の紙を使っており、重厚感と無骨さがあり、描かれたドローイングは落書きのような自由さと不自由さが同居してるようにもみえる。時折挟み込まれる写真ページはそのまま朽ちてしまいそうな寂しさと、それに抗うような荒々しさがある気がする。巻末にひっそりと書かれた「STREET IS CALLING」というのがタイトルだと思うけど、出版社も出版年も値段も何も書いてなくて、潔い。カッコイイ本だと思う。

サウスブロンクス出身のグラフィティアーティストCOPE2の２０周年を記念した作品集「COPE2 "TRUE LEGEND"」です。