flotsam books（フロットサムブックス）

「現代ロゴの父」とされるコマーシャルアーティストで建築家の Wilhelm Deffke（ヴィルヘルム・デフケ）は、1915 年にドイツ初の近代的な広告代理店を共同設立しました。
彼は、企業のロゴは広告の基礎となるべきだと主張し、1950年までに 1万個以上のロゴをデザインしました。 それらの多くは、当時としては珍しく抽象的なスタイルで注目されました。
デフケについて出版された最初の本『Wilhelm Deffke – Pioneer of the Modern Logo』には、ポスターやコマーシャル・アートにおける彼の功績を示す 500 枚の美しく再現されたイメージが掲載されています。
これらには、企業や製品のロゴだけでなく、展示会や見本市のデザインも含まれます。
14の洞察力に富んだエッセイが画像に添えられており、デフケの重要性を探求し、彼の作品をドイツ、ヨーロッパ、および国際的なデザインの文脈に位置づけています。

『More Paperwork』では、紙の優れた長所、多様性、適応性、多用途性を利用した、日常的なものから特殊なものまで、無数にある紙製品を紹介します。
著者がセレクトした紙を使った製品は、紙固有の美的特質と、紙の驚くべき多様性を示すために選ばれたものです。
アイデンティティステーショナリーなどの 2 次元のアプリケーションから 3 次元のオブジェクトまで、ありふれた卵箱から有名なロイド織機に至るまで、そして坂茂による建築における現代の探求に至るまで、ナンシー・ウィリアムズは製品とプロジェクトの網羅的な調査を作成します。

この本の主題である『Vu』は最も人気のある本のひとつで、パリから上海までの人物や出来事を取り上げた鋭い写真ストーリーと目を引く表紙で推定 45 万人の読者を魅了しました。
1928 年から 1940 年にかけてパリで発行された『Vu』は、他のどの雑誌よりも多くの写真を使用し、初年度には 3,324 枚が掲載されました。当時としては珍しいことに、これらの写真が主な要素であり、写真が記事に影響を与えました。
これらのイメージの多くは、ルシアン・フォーゲルによるソ連での生活を描いた最初の写真や、アンドレ・ケルテスやアンリ・カルティエ=ブレッソンらが路上で撮影した画期的なスナップショットなど、他では見たことのないものでした。

倉俣史朗（1934-91）の初のモノグラフは、倉俣を愛するデザイナーやデザイン愛好家など多様な読者に向けて、彼の魅力的で特異な作品のすべてを紹介する全2巻のタイトルです。
第1巻には倉俣の全生涯と彼が生きた日本の激変を網羅し、彼の作品を可能にしたアイデア、人間関係、技術革新について詳しく解説しています。
第2巻は、倉俣が生涯にデザインした 600 点を超える家具、製品、インテリアを紹介する作品カタログで、そのほとんどは未発表のものです (ほとんどすべてのインテリアを含め、その多くは取り壊されています)。

レーベルECM（Edition of Contemporary Music）のジャケット・アートに焦点を当て、特に1996年から現在までのスリーブ・デザインに焦点を当てた作品集。
ECMは1969年の設立以来、主にジャズと現代クラシック音楽に特化したレーベルであり、この両分野における国際的なリーディング・レーベルです。
ECMはまた、そのユニークなジャケット・デザインでも高い評価を受けており、それは常にECMの作品に不可欠な要素となっています。
長年にわたり、レーベルの創設者兼プロデューサーであるマンフレッド・アイヒャーと、バーバラ・ヴォジルシュ、ディーター・レーム、サーシャ・クライスなどのデザイナーとのコラボレーションにより、写真画像と音楽との対話を開始するジャケットの美学が生み出されてきました。 考えられるイメージの倉庫からジャケットのモチーフを探す過程が、これらの視覚的な世界がどのように作成されるかを明らかにし、音楽にとっての重要性をたどるいくつかの例で示されています。

Bryan Ray Turcotteの個人的コレクションであるヴィンテージ・パンク・シャツ。
シド・ヴィシャス、セックス・ピストルズ、ジョー・ストラマーの「ルード・ボーイ」、手描きの赤いブリゲイドTシャツ、ダービー・クラッシュ、ヴィヴィアン・ウエストウッドのセディショナリーズTシャツなど、世界的に有名なTシャツを含む、驚くべき一点物の数々が掲載されています。

David King（デヴィッド・キング）のアイコニックなステンシルのデザインを特集したもので、イギリスのバンド、Crass の伝説的なロゴから始まり、現在に至るまで続いています。
何層にも塗り重ねられたステンシルそのものから、思考プロセスや最終的なアートを概説するドローイングやデザインに至るまで、アーティストの制作過程と完成品の両方がこのコレクションで公開されています。

ライブのためのセットリストをまとめた作品集。Black Frag、The Clash、The Damned、Dead Kennedysなど多数。

アメリカのアーティスト Raymond Pettibon（レイモンド・ペティボン）のフライヤーを集めた作品集。

バウハウス・デッサウ財団の雑誌「Bauhaus」の1号から12号（6号欠）のセットです。