flotsam books（フロットサムブックス）

イギリスの写真家 Stephen Gill（スティーブン・ギル）の写真集「THE PILLAR」です。
スウェーデンの自宅近くの小川の近くの野原に建てた柱を舞台に鳥たちの姿をモーションカメラで撮影した作品で構成されています。

イギリスのアーティスト、Ryan Gander（ライアン・ガンダー）の作品集です。

ベルリン在住の編集者、写真家の Jenne Grabowski（ヤンヌ・グラボウスキー）の写真集「Broken Flowers」です。
Jenne Grabowskiは息子のHenriと一緒によく外を歩き回ります。一緒に町を離れ、自然の中の孤独な場所を探し出し、枝、葉、苔、石、花などのさまざまなサンプルを集めて家に持って帰ります。
花束はやがて枯れて消えていくが、グラボウスキーと息子にとっては、それはあらゆる瞬間に存在する一過性を体現しています。それぞれの花束は、少なくとも1つの旅、1つまたは複数の物語を表しています。この本には、鮮やかだが色あせた花を全盛期を過ぎて乾燥させ、容赦なく、自然の腐敗の美しさに敬意を表してフラッシュで撮影した画像が集められています。

フランスの俳優,ミュージシャンのCharlotte Gainsborg（シャルロット・ゲンズブール）の作品集「REST」です。
本書は2017年に発表した同タイトルのアルバムの制作を垣間見ることができます。彼女自身の写真、歌詞、手書きのメモやデッサンを通して、パリ、ニューヨークとロンドンの間のアルバムの構想の間に作成されたシャーロットのコレクションです。

ドイツの司祭、民族学者 Martin Gusinde（マルティン・グシンデ）の写真集「L'ESPRIT DES HOMMES DE LA TERRE DE FEU」です。1918年から1924年の間にグシンデは4回にわたり南アメリカ大陸南端部に位置する諸島「ティエラ・デル・フエゴ」を訪れ、セルクナム族、ヤマナ族、アラカルフ族の綿密な調査は、今は消えてしまったこれらの集団の証言を構成しています。タイトルは「火の土地の人の魂」とでも訳すのだろうか。とても良い。

カナダ人アーティスト、作家、活動家であるスニル・グプタ（Sunil Gupta）の作品集。
ニューヨークにあるニュースクール大学在学中に伝説の女性フォトグラファー、リゼット・モデル（Lisette Model）のもとで学んでいた作者は、クリストファー・ストリートでカメラを片手に週末を過ごしたものだった。
同性愛者の権利獲得運動の転換点となった「ストーンウォールの反乱」後であり、かつエイズ流行の前夜という混沌としたこの時期、まだ若い作者と仲間たちは同性愛者の社会的な受容を目指してまだ誰も見たことのない開かれた場を作ることに打ち込んでいた。

オランダの写真家 Anne Geene（アンネ・ジーン） と Arjan De Nooy（アラヤン・デ・ノーイ） の写真集「The Universal Photographer」です。
彼らは擬似科学的な研究を通して、世界を見るために新鮮で、しばしばユーモラスな方法を提示します。 以前の出版物、「鳥類学者のための代替ガイド」である「Ornithology」は、ライプツィヒ・ブックフェアで“Best Book Design from all over the World”を受賞しました。 Gemeentemuseum Den Haagでの展覧会に合わせて出版された今回のコラボレーションは、1955年から2010年までの架空の写真家についてのものです。 写真の "百科事典"だけでなく、普遍的な写真家の個人的な人生の物語を紡ぎだしています。

オランダの写真家 Scarlett Hooft Graafland（スカーレット・ホーフト・グラーフランド）の写真集「Shores Like You」です。
Scarlett Hooft Graaflandは、ボリビアの高高度にある塩田、アイスランドの人里離れた農場、ドバイ、マダガスカル、極圏、オランダのホルクムの村など世界各地で魔法のような写真イメージを作成します。 彼女の作品は、伝統文化の消滅や自然の脆弱性などの主要テーマに触れていますが、トーンはいつも明るく、カラフルで、シュールです。 遠隔地や文化を旅行し、人、伝統、自然の関係を探求します。

イギリスの写真家 Paul Graham（ポール・グラハム）の写真集「End of an Age」です。

戦後ポーランドのアートシーンに最も影響を与えたアーティストのひとりZbigniew Dlubak（ズビグニェフ・ドゥウバク）のFondation Henri Cartier-Bressonにて開催された展覧会にあわせて刊行された作品集「DLUBAK, UN HÉRITIER DES AVANT-GARDES」です。
シュルレアリスムにインスパイアされたDlubakは、1948年から伝統的な写真のコードに挑戦しました。イメージとテキストを通して絵画と写真、抽象化と形象化の間を行き来する6つのテーマセクションで示されています。 カメラは彼が現実主義の中核に浸透し、目に見えない日常生活の超自然を明らかにすることを可能にします。